りゅーていの小部屋
よろずなことをつらつらと。
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くやしいので一応出来上がっていたプレプロローグ、
のようなもの、をしかもブログに載せるという暴挙。
でもって、瑠璃さまに差し上げた小話集を見てくれた人がテンション上がった的な風の噂を耳にして、こちらもテンション上がります。
とはいえ、こちらは好き勝手に捏造した妄想を書いているだけなので何ともいえない恥ずかしさもあったり。
私自身は読んでも、二次創作の作り手側には回らない人間なので。
そんな私に妄想を掻き立ててくれる土壌をくれた瑠璃さんを崇め奉ればいいよ!とか言ってみる。
みんな、RCを好きになるといいよ!
と叫んだところで、自分の本編?のプレ編を下にのせてみる。
多分、そんなに面白くは無い。
のようなもの、をしかもブログに載せるという暴挙。
でもって、瑠璃さまに差し上げた小話集を見てくれた人がテンション上がった的な風の噂を耳にして、こちらもテンション上がります。
とはいえ、こちらは好き勝手に捏造した妄想を書いているだけなので何ともいえない恥ずかしさもあったり。
私自身は読んでも、二次創作の作り手側には回らない人間なので。
そんな私に妄想を掻き立ててくれる土壌をくれた瑠璃さんを崇め奉ればいいよ!とか言ってみる。
みんな、RCを好きになるといいよ!
と叫んだところで、自分の本編?のプレ編を下にのせてみる。
多分、そんなに面白くは無い。
【親愛なるあなたへ】
お元気でしょうか。
そちらはどうでしょう。僕はいつもどおりです。
近況を少しだけ。
僕は十六歳になりました。
今は学校へは行っていません。というのも、この国ではそういった施設はないようで。
将来つくべき職業の見習い先が同じような役割を果たしているんだそうです。
実践的なんだと思います。僕はこの国のそうした制度のほうが性に合っているみたい。
言い遅れましたが、僕がいるのはイリエルト大陸のグリューラル帝国、というところです。
<竜帝国>とも言われていて、通り名のいうように<竜>が当たり前のようにいます。あちこちに。
なんて。僕が<竜飼い>見習いとして働いているから、そう感じるだけかも。
ここでは馬車といったらダーナっていう<竜馬>が引くものだし、少年少女の憧れの職業は自分だけの竜を乗りこなす<竜騎士>なんだって。
僕も乗ってみたことがあるけど、正直気分爽快とはいかなかったです。その時急いでいたせいもあるけど、失神しちゃったから。
速過ぎて体がついていけなかったみたい。乗せてくれた人は謝ってくれたけどね。あぁ、人じゃなくて、竜だけど。
さて。そろそろ書いておかないと、と思っているのですが。
この国に来てから、僕には何人か知り合いができました。
そのうちの何人かは友達、あるいはそれ以上の人たちです。
紹介します。その何人かを。
まず、ファナ。
ここで初めてであった人。すっごく綺麗な女の子で僕とは同い年。
髪はプラチナブロンドっていうのかな、白にも銀にも見えることもあってさらさらしていて、腰まで伸ばしてる。
瞳はアメジスト、宝石みたいにいつも煌いてる。睫毛も長いんだ。
じっと人を見つめる癖があっていつも目が合うとどきどきします。
断っておきますが、僕は彼女に恋をしているわけじゃないです。
なんだろ。もっと、親友に近い、かな。
ファナは可愛いだけじゃなくて勇敢です。怒りっぽくて、でもすぐに謝ってくれる。
すごく魅力的な女の子なんだけど、実は。
ええと。ファナがちょっと覗き込んできてて恥ずかしいから、彼女のことはまた次のときに。
あぁそう。忘れてた。
ここで誰よりも何よりも、初めて会ったのはキィ、かな。
ファナは初めて出会った人だけど、人外を混ぜてもいいならこのコの方が先なんだ。
キィは竜の幼生なんだって。見た目は子猫そのものだけど。
金色の柔らかい毛の感じとか鳴き声の雰囲気とかしぐさとか。
ただ、額に虹色の宝石がくっついているし、ちっさい翼も生えてるから、その辺は子猫ではないかな。
でも、すっっっっっっっっっっごく、かんわぃいいいんだあ!
何でか僕にすんごい懐いてくれて、親みたいに認識してるのかな。
とにかく可愛い。めっちゃ可愛い。
今もね、膝の上で丸まって寝てるんだよ。
超安心しちゃっててときどき耳がぴくって動くけど、大人しいんだ。
この子もいつか<契約>して竜騎士の竜になる日が来るのかな、って思うとちょっと切ない。
竜騎士は竜と主従契約を結んだ騎士のことで、帝国軍の主力を担う人たちなんだ。
一騎で一万の兵に匹敵するって言われている。
グリューラルの竜騎士は二十人近くいるみたい。
僕は一応竜飼い見習いだから、竜騎士の人たちで知り合った人もいたりします。
その中でも仲がいいのが、アルフ。
アルフガレド。なんと部隊長さん。
ブルネットにブラウンの瞳。背が高くて、優しくて、物腰柔らかで、カッコよくて。
あぁ騎士ってこんな感じ!みたいな人。
勤務中は髪を上げてて、形のいいはっきりした眉が見える。
黙ってると男前で、笑うと優しい印象になる。
城の女の人にも部下の人たちにも、なんと街の人たちにも人気があるんだ。
でも、彼女はいないんだって。
好きな人はいるみたいなんだけどね……多分成就はしないと思う。
若いのに、色々苦労もしてるのに、かわいそうだけど。
彼の竜はヴィーダ。長い二つの角が生えてる。頭は小さめで首も長め。
翼は四枚で胴体も流線型っていうのかな、ほっそりしている。
漆黒、ていうのかな。月の無い夜に飛んだらわかんないと思う。
騎士団の中では一番速く飛べる竜だよ。嫌と言うほど知ってる。
礼儀正しくて、大人しいところは好きだけど。もう二度と乗りたくないかな。
それから、もう一人。
なんていったらいいんだろう。
彼は。
ユーグ。
それが僕にとっての彼の名前。
イヴェルド卿かレイって他の人には呼ばれてるけど、僕だけはいいんだってさ。
アルフとはまた違った系統で、ユーグもかっこいい。
どちらかというと綺麗、かな。
ファナよりも色味の暗い銀髪。夜空色の目。
彼はファナの従兄で、アルフの幼馴染で。
僕の守りたい人。
彼のことはなんだか、上手く言葉にはできません。
ユーグの竜は、主人と違って物凄くいい加減な奴です。
ふざけて人の寝床に入ってこようとするんだよ。
もちろん、人間の姿になってからね。じゃないとベッドが壊れちゃうし。
名前はエイン=ドゥルガス。
真紅の鱗に緑の目。角がたくさん生えてて、翼が四枚。
といっても、赤毛のごっつい男の姿になっているときの方が多いけどね。
これが僕の周りの友人たちです。
他にも話をする人はいるんですが、まだあまり仲良しって感じではないかも、です。
でも、僕はもう大丈夫だと思います。
あなたが毎日心穏やかに暮らしていることを願っています。
いつまでも。
それでは。
<終>
なんかよくわかんない。
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